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野菜果物色別栄養効果効能
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野菜の色は、それぞれの野菜に含まれるファイトケミカル(フィトケミカル)に由来します。
ファイトケミカル(フィトケミカル)は、野菜や果物に含まれる機能性成分のことです。
人間に欠かせない糖質(炭水化物)、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素に加え、第6の栄養素と言われる食物繊維、さらに第7の栄養素として、近年注目されているのがファイトケミカルです。
主に野菜や果物に多く含まれる色素や辛み、香りの成分です。
その数はおよそ1万種類と言われ、現在も研究が進められています。
ストレスや不規則な生活、紫外線などの影響で、私たちの体には日々活性酸素が発生しています。
これが体をサビ付かせ、生活習慣病やがん、また老化の原因になると言われています。
もちろん、私たちの体内にも、活性酸素をやっつける抗酸化物質はあるのですが、人間があまりにも長寿になったことや、ストレスなどの外的要因が多すぎるため、不足しているのが現状です。
そこで、野菜や果物のファイトケミカルが、体内の活性酸素を取り除き、免疫力を高めて、病気になりにくい体に導いてくれるのではと期待され、がん予防などの研究対象になっています。
活性酸素が発生しやすい環境下にさらされている現代の私たちにとって、ファイトケミカルは欠かせない存在なのです。
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