マグネシウムとは何か-マグネシウムの特徴、作用、効果

マグネシウムは、骨の成分として重要なほか、体内のあらゆる代謝を補助したり、虚血性心疾患を予防したりする働きを持つミネラルです。

マグネシウムは成人の場合、体内に20~35g含まれ、その60~65%はリン酸塩として骨に存在しています。

カルシウムやリンと共に骨を構成する大切な栄養素です。

残りは肝臓や筋肉、血液中などにタンパク質と結合して存在しています。

すべての細胞内にも含まれており、体内のミネラルバランスを調節するうえで重要な働きを果たしています。

マグネシウムは、300種類以上もの酵素の働きを助け、エネルギー産性などをスムーズに行うなどの重要な作用にも関与しています。

神経の興奮を抑制し、血管を拡張させて血圧を低下させる作用もあります。

カルシウムとの関わりが深く、筋肉細胞の中に入り込むカルシウムの量を調節して、筋肉の収縮を促します。

また、マグネシウムは取り過ぎたカルシウムが血管壁にたまるのを防ぎ、動脈硬化を予防する働きがあります。

ストレスが生じると、マグネシウムの消費量が増えます。
しっかりマグネシウムを補うことで、ストレスに負けない体を維持することができます。

また、アルコールを取り過ぎるとマグネシウムの排出量が増えます。
お酒は適量を守るように心がけましょう。

化学記号Mg
マグネシウムの体内分布骨、筋肉、脳、神経組織など
マグネシウムの生理作用筋肉の収縮、神経の興奮を抑える、酵素の活性化
摂りすぎによる弊害軟便、下痢
不足による弊害動悸、不整脈、神経過敏、抑うつ病
1日の摂取基準成人男性:340~370mg  成人女性:270~290mg

マグネシウムの過剰摂取による弊害

基本的に不足しがちなミネラルであり、取り過ぎても腎臓から排泄されるため、普通の食事で過剰症になることは、まずありえません。

仮にマグネシウムを摂り過ぎたとしても、腸管からの吸収量が抑制されるしくみになっています。

医薬品として下剤に使われるように、過剰に摂ると下痢を起こします。
稀に、サプリメントなどによって過剰摂取した場合、下痢のほか、吐き気を起こしたり、筋力が低下して疲れやすくなる、血圧が低下するなどの症状が現れることがあります。

マグネシウムの摂取不足による弊害

マグネシウムが慢性的に欠乏すると、不整脈等を引き起こし、虚血性心疾患の危険性が高まります。

マグネシウム不足は、血液中のカルシウムが血管壁に沈着しやすくなり、血管の内腔が狭くなって動脈硬化が進行します。

さらに、筋肉の収縮がうまくいかなくなり、心臓の血管壁で痙攣などが起こると、血管が詰まって、心筋梗塞や狭心症などを引き起こす危険性もあります。

一般的に日本人はマグネシウムが不足気味になりやすいので、注意が必要です。

尚、カルシウムを多く摂るほどマグネシウムの排泄量が増加することから、マグネシウムカルシウムの摂取割合は1対2が望ましいとされています。

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