オリゴ糖の種類と機能
難消化性のオリゴ糖は、強化吸収されにくいため、エネルギー源として使われるのは極僅かです。
そのため、血糖値を上げにくい甘味料としても利用されています。
難消化性のオリゴ糖は、ビフィズス菌を増殖させるため、腸内環境を整えるうえで有効です。
種 類 | 機 能 |
ガラクトオリゴ糖 | 乳糖に酵素を作用させてつくられる。 ビフィズス菌を増やしタンパク質の吸収を助ける。 母乳に含まれる。 |
フラクトオリゴ糖 | ショ糖に1~3個の果糖がついたもの。 大腸内でビフィズス菌を増やし、便秘の改善などにも有効。 |
大豆オリゴ糖 | 大豆に含まれるオリゴ糖の総称だが、ほかの豆類にも含まれる。 少量でもビフィズス菌の繁殖に効果がある。 |
イソマルトオリゴ糖 | はちみつ、味噌、醤油などに含まれる。 甘みだけでなく、食品に旨みやコクを与える。 |
トレハロース | 熱や酸に強い性質があり、食品の変性防止に使われる非還元性 二糖類。 虫歯を防ぐ機能を持つ。 |
パラチノース | ショ糖を原料に人工的につくられる。 砂糖の半分の甘みがあり、代替甘味料として使われる。 虫歯になりにくい。 |
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