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妊婦の食生活・食事
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つわりの時期は食事の準備を思うようにできないこともあるでしょう。
そうしたときは、下記のようなアイデアを参考にしてみてください。
つわりの時期はご飯が炊ける臭いが苦手になる人もいるようです。
ご飯は体調が良い時に炊いて、小分けにして冷凍しておくと便利です。
うどんやそうめん、ゼリーやヨーグルトはのど越しがよく、つわりの時期でも食べやすい食材です。
野菜などを煮込んだスープは食べやすく水分補給にもなります。
冷製にすれば臭いも気になりません。
また、レモネードや無糖の炭酸水なども口の中をさっぱりさせるのでお勧めです。
なお、空腹だと気持ち悪くなり、ちょこちょこ食べてしまう「食べづわり」の人は、どうしてもこれでないとだめというもの以外は、なるべく低カロリーのものを食べましょう。
小ぶりなおにぎりを作り置きしてつまむというのも、アイデアの一つです。
そのうえで、身体が脱水状態にならないよう、こまめに水分を補給しましょう。
流産を予防するため、つわりの時期には筋肉の働きを低下させる黄体ホルモンが分泌されます。
そのために腸の動きが鈍ることが多く、便秘に悩まされる妊婦さんも少なくありません。
便秘対策には、ヨーグルト、牛乳、根菜類の多い煮物などがお勧めです。
また、適度な運動やウォッシュレットによる刺激も効果があります。
妊娠初期の代表的な症状である「つわり」。
妊娠5~12週目あたりに起こることが多く、なかには出産直前まで長びく人もいます。
ビタミンB6がつわりの緩和に効果があるという説もあり、つわりがひどくて入院した場合の点滴にはビタミンB6が入っていることが多いようです。
ビタミンB6は水溶性で体内に貯まることはありませんが、妊婦さんの摂取基準(1.7mg/日)を目安に取ると良いでしょう。
妊娠すると、胎児へ栄養や血液を送るため、貧血になりやすくなります。
際立った症状がないため自分では気づかないうちに貧血になっていることも多いようです。
立ちくらみ、不眠、汗をかきにくい、動悸、息切れなども貧血のために起こることもあります。
これらの対策として、鉄分やビタミンB12を多くとるよう心がけましょう。
普段は便秘でない人も、妊娠中は便秘に悩まされることが多くなります。
それは、妊娠すると盛んに分泌される黄体ホルモンのためです。
黄体ホルモンは、筋肉を緩める作用があり、腸の動きが鈍くなり排便に十分な収縮活動ができなくなるからです。
腸内環境を整え、適度な運動を心がけましょう。
不溶性の食物繊維は、腸壁を刺激し、腸の運動を盛んにして排便を促します。
水分を吸収するので同時に水分をしっかりとりましょう。
腸内を善玉菌優勢に保ちます。
ビフィズス菌には免疫力を高める働きもあります。