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糖質の過剰摂取と不足症状
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取り過ぎた糖質は脂肪となってたまり、肥満や脂肪肝を招くほか、虫歯菌のエサとなって虫歯につながります。
また、血液中に糖質が増えた状態が続くと糖尿病を招きます。
さらに、高血糖は血管を傷つけるため、血管が硬くもろくなります。
動脈硬化が進み、心疾患のリスクが高まります。
エネルギー源が不足してしまうため、疲れを感じたり、病気に対する免疫力が弱まってしまいます。
特に、脳や神経系にエネルギーが行き渡らなくなると、脳の動きが低下し、意識を失ってしまうこともあります。
糖質不足が続くと、筋肉などの体たんぱく質を壊してブドウ糖をつくり出す「糖新生反応」が起こることもあります。
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたもので、糖類は単糖類と二糖類を指します。
食品100g(飲料100ml)につき、糖質の含有量が0.5g未満だと「糖質ゼロ」、糖類の含有量が0.5g未満だと「糖類ゼロ」と表示することができます。
つまり、「糖質ゼロ」のほうが、糖の含有量が少ないといえます。
食 品 | 糖質量(g) |
ご飯 茶碗に1杯(110g) | 34.8 |
食パン 1枚(60g) | 28.8 |
スパゲッティ 乾燥(100g) | 72.0 |
砂糖 大さじ1(9g) | 8.9 |
1日の所要量は成人の場合で200~300gですが、少なくても150gは取るようにしましょう。