フコイダン

フコイダンは、海藻に含まれる多糖類(硫酸多糖)のことで、食物繊維の一種でガンをはじめ生活習慣病の予防に効果を発揮します。

昆布、モズク、ワカメ、メカブといった褐色の海藻の細胞壁と細胞壁の間にあるヌルヌルとした成分で、フコースという糖に硫酸などが繋がった多糖類食物繊維)です。

ワカメなどに含まれるアルギン酸、紅色の海藻のカラギーナン、テングサのなどの寒天などとともに海藻多糖類といわれることもあり、水溶性食物繊維でもあります。

日本でも有数の長寿県として知られる沖縄では、日常的に海藻を沢山食べる食習慣で、よく食べられている昆布やオキナワモズクなどの海藻には、フコイダンが特に多く含まれており、健康維持の要因のひとつだと考えられています。

フコイダンの働き

フコイダンには抗腫瘍作用があり、実験ではフコイダンを投与したマウスのガン細胞が殆ど死滅したり小さくなったりするという結果が確認されています。

フコイダンにはガン細胞だけに直接効いて自滅に追い込むという特殊な作用(アポトーシス誘導)があり、代替医療(食事療法や気功、整体など西洋医学以外の治療法)では抗がん剤として利用されています。

フコイダン食物繊維の一種であるので、腸内で余分なコレステロールや有害な物質を絡めとって排泄したり、免疫力を高める作用もあります。

また、生活習慣病予防やアレルギーの改善にも効果を発揮します。



海藻の多糖類

海藻の種類によって含まれる多糖類は異なります。
いずれも水溶性食物繊維で、健康効果が確認されています。

海藻名多糖類食物繊維
昆布、ワカメフコイダン、アルギン酸
もずくフコイダン
のりポルフィラン
てんぐさカンテン


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