アビオイル
セロリには、ビタミンA(β-カロテン)、B1、B2、C、E、鉄分、ナトリウムのほかに、薬効のある香り成分アビオイルが含まれています。
アビオイルには浄血作用、がん予防、健胃、疲労回復、ストレス解消、神経鎮静作用、粘膜強化作用などがあります。
また、アビオイルに含まれているメチオニンという成分が肝機能を高めるため、美容食としての効果も期待できます。
肝機能が活発に働くと、女性ホルモンの分泌を促し、肌に張りやツヤが持たされます。
さらに、飲酒や喫煙によって体内に溜まった毒素を取り除く効果もあるといわれていますので、可能な限り生食で、茎だけでなく葉の部分も含めて全体を食べるようにすると良いでしょう。
食べにくい場合には、ジュースにして摂取するとストレス解消、疲労回復、不眠症に効果があるとされています。
アビオイルが含まれる食品
- セロリ
アビオイルの働き
- アビオイルは、セロリの特有の、香りと苦味の成分で、さまざまな働きがあります。
- 神経のイライラを鎮める。
- 更年期障害を解消する。
- がんを予防する。
- 頭痛を改善する。
- 肝機能を活性化する。
- 女性ホルモンの分泌を促進し、肌に張りとツヤを与える。
アビオイルの取り方
アビオイルは、セロリ特有の香りと苦みの成分です。
この香りが苦手という方は、ジュースにしてハチミツやレモンを入れたり、牛乳を入れたスープにすると良いでしょう。
セロリは、茎よりも芽のほうが栄養価が高いので、葉も捨てずに利用しましょう。
葉はスープにしたり、天ぷらなどにしても美味しくいただけます。
おすすめメニュー「セロリとささみのトマト煮」
材料
- セロリ2本(150g)、鶏ささみ2本(80g)、トマト水煮缶詰200g、固形ブイヨン1個、お湯2カップ、塩・コショウ少量
作り方
- セロリの軸は筋を除いて4cmに切り、葉は食べやすい大きさに切る。
- ささみは薄くそぎ切りにする。
- 鍋にトマトを入れてつぶす。そこにブイヨンと湯を入れて煮立てる。
- 鍋の中に1.のセロリと2.ささみを加え、15分ほど煮る。
- 煮えたら、塩・コショウで味を調えてでき上がり。
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