サポニン

植物に含まれる配糖体の一種で、水に溶かすと石鹸様の発泡作用が特徴のひとつです。

多種の植物に含まれ、また一部の棘皮動物(ヒトデ、ナマコ)の体内にも含まれています。

油脂を溶かす性質から脂肪やコレステロールを取り除く作用があり、抗酸化作用も認められています。

大豆に多く、生の大豆には約0.3%含まれています。

サポニンが含まれる食品

大豆や大豆製品、アズキ、ナタマメ、オリーブ、ブドウ(果皮)、ナマコなど。



サポニンの効果効能

ストレスや過労などによって体内に生じる活性酸素は、老化を促し、がんや動脈硬化、糖尿病などの病気を誘発します。
サポニンには、この活性酸素を消去し、体内の抗酸化物質を補助する働きがあります。

またサポニンは、肥満予防有効な成分としても注目されています。
肥満体質な人の小腸は、栄養を過剰に吸収しやすい状態になっています。
サポニンは、そんな小腸の状態を正常に戻す作用があります。

このほかにも、サポニンは脂肪の代謝(体内での利用と排出)の促進、血栓(血液中にできる血の塊)の予防、血中コレステロールの低下など、様々な作用が確認されています。

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