ガングリオシド

野菜や果物などの植物の細胞膜に含まれている、シアル酸を含む糖脂質の一種で、生のさつまいものしぼり汁や母乳に多く含まれています。

薩摩芋

ガングリオシドは個々の細胞膜に組み込まれていて、細胞のアンテナのような働きをしています。
細胞の分裂・増殖や細胞分化、代謝など、あらゆる細胞の機能を正しく保ち調整する働きをしています。

細胞の増殖や機能を正常にする働きがあるわけですから、脳の老化の予防や認知症の改善に効果があります。

また、ガングリオシドの効果効能の特徴は、ガンの予防です。
変異増殖した細胞が、ガン細胞ですが、ガングリオシドには、このガン細胞の増殖を抑える働きがあります。

新鮮なさつまいものガングリオシドは、とくに脳の老化防止作用が強いといわれています。

ガングリオシドが含まれる食品

  • さつまいも、母乳など。

ガングリオシドすぐれた効果効能

  • 細胞の増殖や機能を正常にします。
  • 脳の老化を予防します。
  • 認知症を改善します。
  • ガンを予防します。

ガングリオシドの上手な摂り方

ガングリオシドはさまざまな野菜や果物に含まれているが、とくに優れた効能があり、多く含まれているのがさつまいもです。

さつまいものガングリオシド皮の部分に多く含まれているので、皮付きのまま丸ごと加熱調理すると良いでしょう。(加熱しても栄養成分の損失は少ない)

さつまいもは、電子レンジで加熱すると、とくにビタミンCの損失も少ないので、皮付きのまま電子レンジで加熱すると良いでしょう。

むらさきいもの紫色にはアントシアニンが含まれているのでスープやジュースにして摂ると良いでしょう。

さつまいもは甘辛く煮たり、天ぷらにしたり、ゆでてつぶしてきんとん風にしたりとさまざまな調理に対応しますので、ガングリオシドを摂るために活用しましょう。


 

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