ペクチン

ペクチンは、ペクチン食物繊維の一種で、水溶性のものと不溶性のものとの2種類があります。
不溶性のペクチンは細胞壁に多く含まれ、セルロースを含んでいます。

こみつりんご

果実のペクチンは未熟なうちは不溶性ですが、熟してくると水溶性に変化します。

ペクチンは、主として植物の細胞壁の中層を構成する物質で、細胞どうしを接着する糊のような役目を担っています。
果実を煮詰めてジャムにするとゼリー状になりますが、これはペクチンの作用によるものです。

ペクチンには腸内善玉菌である乳酸菌を増殖させ、腸の調子を整える働きがあります。

摂取した食物を無駄なく吸収し、疲労回復、体力の増強につながります。

また便秘を解消し、有害物質を吸着して体外に排出することにより、大腸がんの予防にも効果があります。

ペクチンを多く含む食品



ペクチンのすぐれた効果効能

  1. 血糖値を下げ、高血圧を改善する効果があります。
  2. 動脈硬化、心臓病、糖尿病を予防します。
  3. 便秘を解消して大腸がんを防ぐ効果が期待できます。
  4. 疲労回復効果があります。

ペクチンの上手な摂り方

りんごジャム

材料

  • 紅玉りんご3個、レモン薄切り3枚、砂糖200g

作り方

  1. りんごは皮付きのまま縦4つ割にして、芯を取り、薄切りにする。
  2. りんご、レモン、砂糖、水少量を入れ、汁がなくなるまで、煮詰める。
  3. 煮えたら、りんごが冷めるまでそのままにしておくき、冷めたらできあがり。

りんご酒

材料

  • りんご1kg、氷砂糖、焼酎1升

作り方

  1. りんごを洗い皮付きのまま縦4つに切って芯を取り、水気を拭いておく。
  2. りんご、氷砂糖、焼酎を広口ビンに入れて密閉する。
    氷砂糖が溶けたら、りんご酒のできあがり。


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