単糖類

糖質がもっとも小さい単位まで分解されたもので、1個の糖からなるものを単糖といいます。

単糖は体内に吸収され、エネルギーとして利用されます。
六炭糖と呼ばれる炭素を6個含むものが、生物にとっては重要です。


主な単糖類

ブドウ糖(グルコース)

自然界にもっとも多く存在している糖で、体や脳の重要なエネルギー源となります。
穀類や果物に多く含まれており、栄養学上、いちばん重要な糖質です。

血液中に血糖として一定濃度(約0.1%)含まれており、エネルギー 源として利用されるほか、様々なの生理作用に関与しています。

果物のブドウに多く含まれていることが名称の由来となっています。

  • ブドウ糖の豊富な食品
    穀類、いも類、ぶどう、バナナなど。

果糖(フルクトース)

果汁に多く含まれていることから、果糖と呼ばれています。

また、花の蜜にも多く、ハチミツの固形成分の約半分は果糖です。

ガラクトース

乳糖の構成成分で、乳汁に多く含まれています。

植物中には存在していません。



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