アントシアニン

ポリフェノールフラボノイドの一種であるアントシアニンは、健康食品として人気のブルーベリーや紫いも、黒豆などの紫系の色素成分です。

アントシアニンの効果効能

  • 抗酸化作用、高血圧予防、加齢による視力低下、肝機能の保護

アントシアニンは、活性酸素の発生を抑える抗酸化作用のほか、目の疲労回復や白内障の予防などと関連があるのではないかと考えられています。

特にブルーベリーの目に対する効果が注目されたのは、第2次世界大戦中です。
いつもパンにたっぷりのブルーベリージャムを塗っていた英国の空軍パイロットが、夕暮れの飛行の際に、「薄明りでも物がはっきり見えた」と証言したことから、この証言に興味を持った学者たちの研究が始まりました。

ブルーベリー

ブルーベリーのに含まれるアントシアニンの夜盲症の改善については否定されていますが、動物実験にて白内障の予防効果が示唆され、引き続き視力改善効果が注目されています。

肝機能の向上や高血圧の予防などについても、研究が進められています。

アントシアニンが含まれる野菜果物

  • なす、紫いも、あしたば、紫にんじん、紫キャベツ、トレビス、ベリー類、赤しそ、黒豆など。


アントシアニンを効果的に取るには

ジュースや果実酢、煮物などアントシアニンが水溶性であることを生かした調理方法や生食をする。

基本的にアントシアニンは熱に弱く水溶性ですが、野菜によっては、高温で蒸す、揚げる、炒めるなどの短時間調理によって退色を妨げるものもあります。

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