リンゴ酸

リンゴ酸は、リンゴの酸味の成分で、このリンゴ酸クエン酸サイクルの働きを活発にします。

人は、食物として摂取した糖質をエネルギーに変換して活動しています。

糖質は、酵素・ビタミンB1・酢によってエネルギーに変わりますが、このときクエン酸など酸の仲間が生成されます。

そして、生成された酸が、今度は老廃物を排除するために再利用され、元の物質に戻るというサイクルが生命を支えています。
このサイクルを「クエン酸サイクル」といいます。

人の体は酸性物質がたまり、血液のpHが酸性に傾くと疲労を感じますが、クエン酸サイクルはそれを阻止します。

リンゴ酸はこの働きを活性化しますので疲労回復に効果があります。
酸性に傾いた体を弱アルカリ性に保つことで自然治癒力も高まります。

リンゴ酸が含まれる食品

  • りんご、いちご、梅、トマト


リンゴ酸のすぐれた効果

  1. 疲労を回復する。
  2. 血糖値を下げる。
  3. 食欲を増進させる。

リンゴ酸の賢い摂り方

リンゴ酸は、リンゴの酸味のもととなる成分です。
リンゴのほか、イチゴ、トマト、梅などにも含まれていて、疲労回復に効果があります。

トマトは、植物油で炒めて食べると、栄養成分の吸収率が高まります。
リンゴは、皮に栄養成分を多く含んでいるので、皮ごと食べると良いでしょう。

トマトのニンニク炒め

材料

  • トマト2個、ニンニクのみじん切り1かけ、オリーブ油大さじ1、塩小さじ1/3、パセリみじん切り適宜、コショウ少々。

作り方

  1. トマトはかためのものを選び、1/8に切り、種は除く。
  2. フライパンにオリーブ油とニンニクを入れ、きつね色になるまで炒める。
  3. 2.にトマトを入れ、強火でサッと炒め、塩・コショウをする。
  4. 器に盛りパセリを散らしてできあがり。


リンゴ酸の関連ページ