エルゴステロール(エルゴステリン)

エルゴステロールは、シイタケなどのキノコ類や酵母に含まれる成分で、紫外線に当たるとビタミンD2に変わります。

干しシイタケ

ビタミンDには、D2からD7まで6種類ありますが、通常ビタミンDというとD2とD3をさします。

体内に取り入れられたビタミンDは、肝臓と腎臓で活性型のビタミンDにつくり変えられます。
活性型になってはじめて、ビタミンDは、腸でカルシウムやリンが吸収されるのを促進し、骨や歯にカルシウムを沈着させるように働きます。

カルシウムがきちんと摂取され、活性型ビタミンDが正常に働いていると骨や歯を健康に保つことができますし、骨粗鬆症の予防に有効です。

エルゴステロールはシイタケの傘の裏側に多く含まれているので、食べる前に裏側を日光にしばらく当てるようにすると、ビタミンDが増えるので良いでしょう。

エルゴステロールが含まれる食品

  • きくらげ、まつたけ、まいたけ、しいたけ、えのきたけ、ひらたけ、マッシュルーム。

エルゴステロールの働き

  • 骨や歯の健康を保つ。
  • 骨粗鬆症を予防する。

エルゴステロール(エルゴステリン)の賢い取り方

エルゴステロール(エルゴステリン)は、干しシイタケキノコ類に多く含まれています。
生シイタケは日光に当てるとビタミンDが増え、栄養価が上がります。

おすすめ「えのきだけ入り水餃子」

材料

  • 餃子の皮60g、合い挽き肉60g、キャベツ120g、えのきだけ120g、長ねぎ30g、しょうが汁小さじ1。
    調味料A(酒大さじ1、醤油小さじ1、塩・コショウ少々)
    調味料B(酢大さじ1、醤油大さじ1)

作り方

  1. キャベツは芯をとって塩ゆでし、みじん切りにして水気をしぼる。
  2. えのきだけは石づきを取り除いてみじん切りにする。
  3. 長ねぎはみじん切りにする。
  4. ボールに肉、キャベツ、えのきだけ、ねぎ、しょうが汁、調味料Aを加え良く混ぜる。
  5. 4.を10等分にして餃子の皮で包む。
  6. 熱湯で餃子をゆでる。
  7. 皿に盛って調味料Bのタレを添える。

シイタケやきくらげを加えても美味しくいただけます。


 

エルゴステロールの関連ページ