カテキン(緑茶ポリフェノール

お茶は平安時代の末、宋から帰国した宋西によって伝わり、宋西は喫茶養生記に茶の効用を説かれたことで、室町時代以降、掩し茶が一般化しました。

江戸時代には蒸し煎茶が、幕末には玉露が考案され、日本茶の基準が確立しました。

緑茶の産地、静岡県では、胃がんの発生率が全国平均よりも低いという疫学的調査から、茶の機能性についての研究が始まりました。

カテキンの作用、働き

疾病の多くは活性酸素が原因の一つといわれています。
カテキンは植物ポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、生体内で過剰に発生した活性酸素を除去することにより、疾病の予防効果が考えられています。

カテキンの血糖値上昇抑制効果は、ショ糖や澱粉の消化酵素である小腸グルコシダーゼやアミラーゼの活性を抑制することによると考えられます。

カテキンの効能効果

  • 抗酸化作用
  • 抗菌、抗ウイルス作用
  • 腸内菌叢作用
  • 血漿コレステロール上昇抑制作用
  • 肥満抑制作用
  • がん予防
  • 血糖上昇抑制作用
  • 心臓病予防


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