酢酸菌とは

酢酸菌とは、発酵によってエタノール(アルコールの一種)や糖分から酢酸やグルコン酸を作る菌の総称です。

  • 特徴:好気性(空気を好む)
  • 発酵適温:35~40℃
  • 栄養源:エタノール
  • 発酵による生産物:酢酸など


酢酸菌は自然界では花の蜜や熟した果実などに存在します。
種類は多く、一般的な酢の醸造でも複数の酢酸菌が作用しますが、エタノールから酢酸を作る菌が主に働きます。

また、酢酸菌のなかには発酵の過程で膜を張るものがあり、膜は食物繊維の一種であるセルロースなどでできています。

ナタデココはこの性質を利用して作られる発酵食品です。

ナタデココ

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