蝦(えび)の栄養、効能効果

  • 効能効果:高血圧予防、免疫力強化、動脈硬化予防、眼精疲労緩和、肝機能強化、骨粗鬆症予防
えび

エビはイセエビをはじめ、クルマエビ、アマエビ、ボタンエビなど種類もいろいろですが、そのどれもが、高タンパクで低脂肪、しかも糖質がゼロというのが特徴です。(ただし痛風の原因、尿酸を増やすプリン体を多く含むので尿酸値の高い方は注意)

エビに独特のうまみがあるのは、グリシンやベタインなどのアミノ酸が多いためです。

ミネラルは全体に少なめですが、鉄分を含むので貧血予防には有効です。



エビに関して特筆すべきは、イカやタコに次いで多いタウリンと、殻に大量に含まれるキチン質です。

魚介類に多いタウリンは血中コレステロールを抑えて動脈硬化を予防する働きがあるとともに、肝機能強化や眼精疲労の緩和に力を発揮します。

食物繊維キチン質は近年、免疫力の活性化に役立つことがわかっているので、小さなエビなどは殻ごと食べるのがおすすめです。

エビの注目成分

エビの主な栄養成分(可食部100gあたり)

エビの選び方・保存方法

頭の殻に触ったときに固さがあるもの。
模様が鮮やかで、頭、尾、足のふちが黒ずんでいないものを選ぶ。

保存する際は、ペーパータオルで水気を拭き取り、頭や背ワタも取り除く。
ポリ袋に入れて口を閉じ、パーシャル室で保存(保存期間は3日)。

  • エビの旬:5~11月

エビの栄養素を効果的に引き出す調理法

カルシウム摂取には殻ごと揚げるのが一番!レモン汁を搾れば吸収率もUP

高タンパク、低カロリーで人気のエビ。
殻にはカルシウムが豊富で、丈夫な骨作りに貢献します。
この殻を食べるには、揚げ物が一番。

カルシウムビタミンCと合わせることで吸収率が高まるので、エビの唐揚げにレモン汁を搾る食べ方は理にかなっています。

また、エビに含まれるビタミンEは油を合わせると吸収率が高まるので、その点でも揚げ物は有効な調理法と言えるでしょう。


エビの健康美容効果倍増の食べ合わせ

エビ+シソ

シソのβ-カロテンビタミンCが、エビのタンパク質と合わさることで、免疫力強化をはかれます。
また、動脈硬化予防も期待できます。

エビ+トマト

トマトのビタミンCは、エビのカルシウムの吸収を助ける作用があります。
これによりストレスの緩和効果や、丈夫な歯の維持が期待できます。

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