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ながいも
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長芋は水分が多く、やまといもより粘りが少ない。
色も白く、アクも少なくてシャキッとした歯ごたえが特徴です。
北海道や青森が主な産地で全国の9割近くを占めています。
旬は冬と春です。
長芋にはカリウム、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維、炭水化物が多く含まれています。
長芋に含まれている炭水化物は加熱しなくても消化されるαデンプンです。
さらに、サポニンやコリンなどが含まれるため、疲労回復効果がある滋養強壮の食材として利用されてきました。
近年、長芋に含まれるタンパク質の一種「ディオスコリン」がB型インフルエンザウイルス、A香港型に対し抑制効果があるという研究が報告されています。
11月から収穫される長芋は、風邪やインフルエンザが流行する冬に、健康維持に役立つ大切な野菜です。
長芋はカリウムなどのミネラルや、ビオチンなどのビタミンが豊富な食材で、さらに「山のうなぎ」と表現されるほどの滋養強壮効果があります。
これは消化酵素のアミラーゼやヌメリ成分のムチンによるもので、前者は消化を助け、後者は胃を保護しながら消化吸収を助ける作用があるとされています。
食べ過ぎ、飲み過ぎの時に取り入れる良いでしょう。
これらの成分は熱に弱いので、すりおろす調理が効果的です
長芋をすりおろすと、茶色に変わることがあります。
これは未熟イモに多く含まれるポリフェノールが、すりおろすことで空気に触れたためです。
食べても毒でなく、ポリフェノールは抗酸化作用などをもつ有用な成分です。
ただし、渋味や苦味があり、食味が落ちます。
ポリフェノールは、皮のすぐ下に維管束に多いため、維管束が集まるイモの首部に近いほど多くなります。
ずっしり重いもの。
切り口が白い。
皮にハリがあり、傷がないものを選ぶ。
長芋を保存する場合は、1本ずつ新聞紙で包み、ポリ袋に入れて軽く口を閉じ、野菜室で保存。
切ったものはラップをして野菜室で保存(保存期間は丸ごとは1ヵ月、切ったものは1週間)
長芋は消化酵素のアミラーゼに加え、胃を保護して消化をサポートするムチンを含みます。
これらは熱に弱いので、生のまますりおろして効率的に摂取するのがベストです。
またカリウムや、ビタミン類のビオチンは水に溶けだす性質があるので、水にさらさないようにしましょう。
吸収されにくいカルシウムは、梅干しや酢を一緒にとると吸収率が高まるので、すりおろした長芋に混ぜると良いでしょう。
長芋のカルシウムと、豚肉のビタミンB2はストレス緩和に働きます。
また、長芋のビオチンや豚肉のタンパク質により、美肌維持も期待できます。
おすすめレシピ:とろろみそ豚丼
長芋のビオチンと、にらのβ-カロテンやビタミンCの相乗効果により、肌を美しく保つのに貢献します。
髪をキレイにする効果も期待できます。
おすすめレシピ:豆腐ステーキのニラとろろソース