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カキエキス
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日常食品として販売されている生ガキを煮出し浸出し、濃縮したエキスのことです。
カキは良質なタンパク質を含み栄養価が高いことで知られ、カキエキスには有効成分としてタウリン、グリコーゲン、亜鉛が含まれていて、その他にアミノ酸類、カルシウムなどのミネラル、ビタミンが豊富に含まれています。
ことにタウリンは乾燥カキエキス100g中に約5g、またグリコーゲンは約42gも含有されます。
タウリンはカキのぬるぬるした部分に含まれます。
タウリンは人体内で合成する能力が低いので、食品から取ると相応の効果があります。
カキ、貝類、タコ、イカなどに含まれますので漁村の人は農村や都会の人に比べて高血圧が非常に少なく脳卒中の発生率も低くなっています。
タウリンには高い血圧や低い血圧を正常値に戻す働きがあります。
また心臓の異常な興奮を静める作用や血液が血管の中で固まる血栓を予防するので、脳梗塞や心筋梗塞の予防に有効です。
有史以前からカキは人間に食されていましたが、日本では縄文時代の貝塚から他の貝類と共にカキ殻が発見されています。
日本のカキ養殖は17世紀に広島県で始められました。
代表的養殖カキはまがきです。5~9月は産卵期で中毒しやすいため生ガキは食べません。
タウリンの1日の摂取量を乾燥カキエキスで取るとおよそ乾燥粉末カキエキスを6~30g食べると良いということになります。