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ローズヒップ
ハマナスの実
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ローズヒップとは、日本に咲くハマナス(バラ科)の実のことです。
美容のための実といっても過言ではない美容効能効果が期待できます。
本州では鳥取県から北方面の海岸の砂地に生えます。
園芸としても使われる品種です。
ハーブティーでは乾燥させたものを利用します。
成熟した実は真っ赤でみずみずしく、フレッシュハーブとして流通していることもあります。
ハマナスの実は、ビタミンCがレモンの20~40倍と大きく上回ります。
ビタミンCのほかにも様々な抗酸化作用をもつビタミン、フラボノイドなどが多量に含まれています。
ビタミンCは肌に沈着するメラニンによるシミやソバカスの発生を抑え、コラーゲンや鉄分の吸収を促進させます。
他にもカルシウムが牛乳の約10倍、鉄分は野菜の中でも含有量が高いほうれん草並みと、栄養も満点です。
また、目の疲れにも効果的です。
ティースプーン1杯で1人分の量です。
水200~300mlのお湯で煎じて3~5分蒸らしてから飲みます。
蒸らし時間が長いと、実もやわらかくなります。
ローズヒップには、ゲル化するペクチンが含まれているのでジャム作りにも適しています。
ハマナスは、10~11月に実がなります。
実を水洗いして、鍋に同量の砂糖またはハチミツを入れ火にかけ、沸騰したらレモンを一切れ絞ります。
弱火で煮詰め、あら熱をとって煮沸消毒した瓶に詰めればジャムの出来上がりです。
ローズヒップ(ドライ)は水に一晩ほどつけてふやかしてから作ります。
イチゴなどベリー系の果物と合わせても良いでしょう。
ローズヒップには美肌に導く嬉しい効能がたっぷりです。
ただし、ハーブティーだけではローズヒップの効能をすべて得られないので、実も食べると良いでしょう。
ローズヒップはとても酸味が強いので、酸味が苦手な人はハチミツを加えて甘くすると飲みやすくなるのでお勧めです。