イカの栄養、効能効果

  • 効能効果
    動脈硬化予防、眼精疲労緩和、肝機能強化

イカは、タンパク質の量こそ一般的な魚よりやや少なめながら、その質の良さと吸収しやすさは牛乳にも匹敵します。

加えて脂質や糖質を合わせても、わずか1%強しかないという低カロリー食品であり、肥満や生活習慣病が気になる方におすすめの食材です。

ビタミン類はあまり多くありませんが、ホタルイカは全体を食べることから、そのビタミンAはウナギを上回ります。

いか



脂肪量自体は少ないイカですが、ことコレステロールの量となるとやや高めです。

コレステロールは内臓脂肪として沈着し、動脈硬化などの原因となる成分であり、この点が以前は問題視されていましたが、近年イカには多く含まれるタウリンコレステロールを減らす働きを持つことがわかり、こうした不安も解消しています。

このように多く含まれるタウリンコレステロールを相殺してくれるので、イカはヘルシーな食材として積極的に食卓にあげていただきたいものです。

イカの注目成分

イカの主な栄養成分(可食部100gあたり)

イカの選び方・保存方法

目は黒々としていて少し飛び出ている。
身は透明感とハリがある。
胴体は茶褐色でかたいものを選ぶ。

保存する際は、内臓を取り出し、包丁で足の吸盤をこそげ取り、内側も外側もよく洗ってペーパータオルで水気を拭き取る。
空気が入らないようにラップでピッチリ包んでポリ袋に入れ、パーシャル室で保存する(保存期間は3日間)。

イカの栄養素を効果的に引き出す調理法

焼いて栄養素の損失を防ぐ!新鮮なら塩辛で内臓も一緒に

種類豊富で日本人が大好きな魚介類のイカ。
ナイアシンビタミンB12などのビタミン類も含まれており、これらは水溶性のため茹でる調理はNGです。
栄養の損失を防ぐなら、焼くことが一番です。

イカは他の食材も組み合わせやすく、栄養素の相乗効果が期待できます。
また、新鮮なイカなら塩辛にするのがおススメです。

内臓の栄養素まで摂取できるのがメリットで、食卓がさみしい時に一品足すと良いでしょう。


イカの健康美容効果倍増の食べ合わせ

イカ+モロヘイヤ

イカのビタミンB12とモロヘイヤの葉酸には、それぞれ造血作用があります。
これらが合わさることで、貧血予防や肌のくすみ予防に期待ができます。

イカ+明太子

イカのナイアシンと明太子のビタミンEが合わさることで、血流がより促進されます。
これにより美しい肌の維持や冷え性の改善が期待できます。

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