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小松菜
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同じ葉物野菜であるほうれん草に比べ、栄養面で落ちるかのように思われがちな小松菜ですが、これは大きな誤解で、ビタミンAひとつをとっても、小松菜のほうが多く含んでいるうえ、カルシウムでは約4倍と大きく上回っています。
加えてアクの少ない小松菜は生で食べられるのもうれしい点です。
この場合、壊れやすいビタミンCもほうれん草より多く摂ることができます。
粘膜や皮膚を強化するA、発がん物質の作用を弱めるC、細胞の老化を促す過酸化脂質を抑えるEと、老化を防ぐ3大ビタミンをとりわけ多く含むのが小松菜の特長です。
これらを効率よく摂るためにも、小松菜はできるだけ生で、また香辛料使って食べると良いでしょう。
香辛料にはそれ自体に抗酸化作用があり、小松菜に含まれるビタミンEの効果を一層引き出してくれます。
葉は濃い緑色で瑞々しくハリがある。
葉柄は短く、葉先は丸くて小ぶりなものを選ぶ。
小松菜を保存する場合は、水に5分ほどさらしたらペーパータオルで水けを拭き取り、新聞紙で包んでポリ袋に入れる。
袋の口を軽く閉じ、深めの容器に入れ、冷蔵室で立てて保存(保存期間は1週間)。
小松菜はアクがないので下ゆでなしに、直接調理できます。
油で炒めるとβ-カロテンの吸収が高まり、手早くすればビタミンCの損失も最小限に抑えることができます。
煮浸しにするときも、サッと炒めてから煮ると良いでしょう。
小松菜はカルシウムも豊富なので、ビタミンDを含む干しシイタケなどと一緒に食べれば、栄養素を効率よく摂取することができます。
干しシイタケに含まれるビタミンDは、小松菜に含まれるカルシウムの吸収率を高める働きがあります。
これにより、骨粗しょう症予防や丈夫な歯の維持に期待できます。
おすすめレシピ:小松菜と干しシイタケの炒め物
小松菜に含まれるβ-カロテンは、鶏肉に含まれる脂質と一緒にとると吸収率が高まります。
これにより、感染症の予防や皮膚・粘膜の健康を維持する働きが期待できます。
おすすめレシピ:鶏もも肉と小松菜のうどん