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鰆(さわら)
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サワラは体長、約1メートルです。
サバの仲間ですが、サバほどクセはなく、あっさりした淡泊な味です。
サワラは、水分70%(サバ65%)と多く、サバより身が柔らかいのが特徴で、旬には脂がこってりと乗り、水分が多いわりに水っぽさを感じさせません。
関東の人はこうした寒サワラを好み、関西の人は春の瀬戸内海でサワラ漁の盛んなときに獲れた春サワラ好きで、刺身、塩焼き、照り焼き、関西名物の西京(白味噌)漬け、粕漬け、かぶら蒸しと様々に調理して食べます。
特に、刺身にすると「皿までなめる」と言われるほど美味で、瀬戸内地方では「刺身の王様」と称されています。
照り焼きは、天然塩を軽くふり、3時間ほど寝かせ、タレ(醤油、みりん、砂糖)につけ、一晩寝かせてから焼きます。
淡泊さのなかに、照り焼きならではのこってりとした味が楽しめます。
なお、サワラの卵巣は、味も良く、カラスミの代用品になっています。
サワラの栄養価は、サバと同様、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルが含まれ、なかでもビタミンB2、ナイアシンは口内炎、口角炎、皮膚病に効果をもたらせます。
EPA、DHAは、他の魚より多く、特にDHAはサンマより多く含まれています。
サワラの旬は、魚片に春という字がつくため、春と思われがちです。
でも、瀬戸内海では春が旬で、東海地区の駿河湾や西伊豆などでは秋以降がぐっと美味しくなり「寒サワラ」として賞味されています。
【材料】
サワラ、バター、小麦粉、牛乳、塩、胡椒、玉ネギ、マッシュルーム、ミックスベジタブル、サラダ油、スープ
【作り方】
①耐熱ボールにバターの塊を入れ、同量の小麦粉を均一にふって入れ、同量よりやや多めの牛乳を加え、ボールをラップし、電子レンジで2分くらい加熱して、泡だて器で混ぜます。
②サワラに塩、胡椒し、軽く小麦粉をまぶします。
③玉ネギはみじん切り、マッシュルームは薄切り、ミックスベジタブルは自然解凍。
④厚手の鍋に、サラダ油を熱し、サワラの両面をこんがりと焼き、一度鍋から取り出し、油を加え、玉ネギ、ベジタブルの順に炒め、スープをヒタヒタに加え、塩、胡椒します。
煮立ったら、アクをすくって、①のホワイトソースを
⑤サワラを鍋に戻して、マッシュルームを加え、少し煮込み、パセリをふりかけていただきます。