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牛モモ肉
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牛モモ肉は、その名のとおり牛の後ろ足のモモの肉です。
脂肪は少なく、周囲の脂身を切り取ればヒレ肉やレバーより低カロリーになる典型的な赤身肉です。
当然、タンパク質の量が多いうえ、ビタミンB群や鉄分・亜鉛なども豊富に含まれています。
鉄分は野菜などに含まれるものより数倍吸収の良いヘム鉄なのもうれしい点です。
生活習慣病が気になる中高年や、貧血気味の女性にもおすすめできる食材です。
牛肉でも赤身のモモ肉は脂肪が少なく、植物油を使ったビーフカツレツなどで美味しく食べることができます。
反面脂肪が少ない分、少しコクに欠けパサパサした感じもありますので、下ごしらいの際はワインや酢につけると良いでしょう。
風味が良くなるだけでなく、肉がやわらかくなり、消化吸収が高まります。
しめサバなどと同様、肉自体の酸化も最小限に抑えてくれます。
鮮紅色でツヤがあり、きめ細かく締まっているものを選ぶ。
褐色のものは古くなっているため避けましょう。
保存する場合は、ペーパータオルで水気をふき取り、ペーパータオルで包む。
さらに空気が入らないようにラップでしっかり包んでパーシャル室で保存(保存期間は1週間)。
タンパク質、鉄を含有する牛肉の中で、牛モモ肉は料理に活用しやすい部位です。
また、脂質が少なく、柔らかいのも特徴です。
調理法は、表面をこんがり焼いた後、アルミホイルで包み、余熱で火を通す程度にすれば、ビタミンB群の損失を最小限に抑えられます。
モモ肉に含まれる亜鉛や鉄はクエン酸やビタミンCを合わせると吸収率が高まるので、酢やレモン汁をプラスすると良いでしょう。
ヘルシーミートであるモモ肉を使ったおすすめメニューは「牛モモ肉のやわらかカツ」です。
調理の際のポイントは、肉を酢につけてから揚げる点です。
こうすることで、出来上がりは驚くほどやわらかく、脂肪やタンパク質の消化吸収も良くなります。
モモ肉をひと口大に切り、酢またはレモン、ワイン、粉ガラシを混ぜたつけ汁に1時間ほど浸します。
肉の表面は魚の酢じめと同じく、白く変色して消化しやすくなります。
これに小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げればでき上がりです。
クレソンのビタミンCは、牛モモ肉に含まれる鉄の吸収力を高める作用があります。
これにより貧血予防の働きや、冷え性の改善が期待できます。
おすすめレシピ:牛肉のタリアータ(ルッコラ、クレソン添え)
シソのビタミンCは、牛モモ肉に含まれる亜鉛の吸収を助ける作用があります。
これにより正常な味覚の維持に貢献します。
また、免疫力の維持や向上も期待できます。
おすすめレシピ:牛たたきのしそソース