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牛バラ肉
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バラ肉は腹側についた肉で、非常に脂肪の多い部位です。
牛の脂肪には飽和脂肪酸が多く、代謝されない分はコレステロールや中性脂肪として内臓や血管に蓄積、動脈硬化・心筋梗塞など生活習慣病の原因となりますので、調理の際はできる限り脂肪を落とすように工夫すると良いでしょう。
もともとうまみを多く含む部分なので、これを有効利用するには健康面を配慮した調理法など工夫することが大切です
バラ肉は牛が呼吸のために良く動かす部分で、うまみは多いものの、加熱すると身がかたく縮まるのが厄介なところです。
これをやわらかく、また脂肪分も落とすために、調理の前にワインや日本酒につけておくようにすると良いでしょう。
これにより、肉のタンパク質は分解しやすく、やわらかく仕上がります。
牛脂は50℃で溶けますので、あらかじめ下ゆでして脂を抜くのも一方です。
タンパク質、脂質
うまみと共に脂も多いバラ肉を美味しくヘルシーに食べられるのが「牛のあっさりスペアリブ」です。
骨付きのバラ肉を、いきなり焼かず、まずは2時間ほど下ゆでして脂抜きを行います。
こうすれば脂肪分を半分近くも落とせるうえ、調味料もしみ込みやすくなるので、気になる塩分を適量に抑えられます。
ソースはトマトベースや和風の醤油など、いずれも香辛料をたっぷり使って脂肪の酸化を防ぐようにするのがポイントです。
アウトドアでつくるのも楽しくておすすめです。
店頭などで牛肉を選ぶ際は、肉の色が決め手です。
牛肉にはミオグロビンという色素があり、これが空気によって酸化されていないうちは鮮やかな紅色です。