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ルバーブ・食用大黄
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ルバーブ・食用大黄とは、シベリア南部原産のタデ科の植物で、赤く酸味のある葉柄を利用する野菜でジャムやパイに利用します。
太くて多汁な葉柄は50㎝以上になりますが、葉身の部分はシュウ酸を多く含むので食用にはしません。
葉柄の色には赤紫や緑のものがあり、緑のものは加熱すると変色するので、赤紫のものが良品とされます。
香りと酸味はリンゴ酸、クエン酸、シュウ酸などによるものです。
栄養的には食物繊維が特に多く、少量のビタミンCやβ-カロテンも含みます。
赤紫色の色素はアントシアニンで抗酸化作用があります。
抗菌作用や抗がん作用のあるエモジンも含まれています。
生では酸味が強いのでサラダの彩りに少量利用する程度です。
葉柄の部分だけで販売されていることが多いので、しおれていないものを選びます。
保存する場合は、湿らした新聞紙でくるみ、冷蔵します。
また、ペースト状にしてからの冷凍保存もできます。