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ドクダミ
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ドクダミ(蕺草)は、日本国内で広く見られる多年草で、特に湿った場所を好みます。
日本では北海道南部から沖縄にかけてどこでも自生する生命力がたくましい繁殖力が強い植物です。
白い花と独特の香りが特徴で、古くから民間療法として利用されてきました。
ドクダミには、抗炎症作用や抗菌作用があることが知られています。
ドクダミには、フラボノイド、サポニン、ポリフェノールなど、多くの栄養素が含まれています。これらの成分は、免疫力を高め、炎症を抑える効果が期待できます。
クエルセチンやカテキンなどが含まれ、抗酸化作用や抗炎症作用があります。
強い抗酸化作用を持ち、細胞の老化を防ぐ効果があります。
減菌作用があり、炎症を抑える効果があります。
ビタミンCやビタミンEが含まれ、免疫力を高めたり、肌の健康を保つのに役立ちます。
カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分などが含まれ、骨の健康や血液の生成に寄与します。
腸内環境を整える効果があり、消化を助ける役割を果たします。
ドクダミには、以下のような効能があります。
炎症を軽減し、腫れを抑える効果。
細菌の増殖を抑え、感染症を予防。
体内の余分な水分を排出。
身近な野草ですが、抗菌、殺菌力に喉の腫れを抑えたり、解毒作用もある薬草です
ドクダミには、カリウム、カルシウムなど不足しがちなミネラルが豊富なのが特徴です。
高血圧の予防、利尿作用、抗菌、殺菌効果、皮膚疾患にも効果的です。
使用部分は主に葉を用います。
花が咲く6~7月頃の葉をとり、水洗いして生のまま外用として、または乾燥させたものを茶葉として利用します。
初夏の6~7月は、ドクダミの持つ成分が豊富な時期です。
乾燥させて飲む場合も、外用で使用する場合も、この時期の葉を利用すると良いでしょう。
不溶性の食物繊維が豊富なドクダミの葉は、宿便を取り除き新陳代謝を高めるのでダイエットにも効果的です。
虫刺されによるかゆみや腫れを抑えるために、ドクダミがどのように役立つのかを見ていきましょう。ドクダミに含まれる成分が、炎症を軽減し、かゆみを和らげることが期待されています。
ドクダミの葉の使用: 新鮮なドクダミの葉を潰して、虫刺され部分に直接塗る。
ドクダミ茶の飲用: ドクダミ茶は、抗炎症作用を活かすための手軽な方法です。
飲むことで体内から炎症を抑える効果が期待できます。
薬膳の効能は、皮膚疾患、解毒、咽喉の腫れや痛みの緩和、血圧を下げるため高血圧の予防や利尿作用、抗菌、殺菌力があります。
ドクダミは、煎じて飲むのがポピュラーな利用法ですが、生の場合は葉と茎をすりつぶして、おできなどの患部につければ症状を和らげると言われてきました。
これは、ドクダミの抗菌、殺菌効果などが患部に効くことの、昔ながらの知恵によるものでしょう。
ドクダミの葉は、不溶性の食物繊維が豊富で宿便を取り除き、新陳代謝を高めるためダイエットにも効果的です。
他にも生葉を揉んで鼻の穴に詰めて鼻炎の改善や便通改善、利尿作用があるとされ、民間療法で親しまれてきた薬草の一つです。
ドクダミの葉を乾燥させる。
お湯を沸かし、乾燥した葉を入れる。
5分ほど抽出したら、飲みやすくなります。
新鮮なドクダミの葉を使用したサラダもおすすめです。
栄養満点で、健康維持に役立ちます。
どくだみ茶は乾燥させた葉を10g程度、鍋に500~600mlの水と一緒に入れます。
好みの量のハトムギを加えると飲みやすくなります。
弱火で煮詰め、鍋の水が半分になったら漉して完成です。
ドクダミの成分の変化を防ぐため、土鍋や陶器などを使うのがベストです。
効能は落ちますが、煮詰めずポットで淹れてもOKです。
ドクダミは育てやすい植物で、庭や鉢で簡単に栽培できます。
水はけの良い土壌と、日陰を好むため、適切な場所を選ぶことが重要です。
アレルギー反応: 一部の人はドクダミにアレルギーを持つことがありますので、初めて使用する際は少量から試すことをお勧めします。
使用の制限: 妊娠中や授乳中の使用については、専門家に相談することが推奨されます。
ドクダミは、その多くの効能から自然療法としての価値が高い植物です。
特に虫刺されに対しては、効果的な緩和手段として活用できます。
自宅で栽培できる手軽さも魅力の一つです。
ぜひ、ドクダミを生活に取り入れて、自然の力を実感してみてください。