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あさつき
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アサツキとはネギの一種で、ユリ科の多年生草本です。
日本では平安時代にはすでに食されていたようです。
主産地は中国、日本で、国内では千葉、埼玉、山形などで多く栽培されています。
元来は野生のものですが、現在では鬼アサツキや八房アサツキなどの栽培品種があります。
冬から春先以外にアサツキとして売られているものは、若どりした葉ネギである場合が多いです。
アサツキの語源は、葉の色がネギより浅い緑色であることから、浅い葱(き)という名がつけられたという説があります。
アサツキは、ワケギやラッキョウの香味によく似ていますが、これよりも辛味感がいくぶん強く感じます。
この辛み成分である硫化アリル(ジアリルスルフィド、ジアリルトリスルフィド)は、消化液を分泌させて食欲を増進させ、体を温める効果がありますが、長時間加熱すると消失します。
栄養素はカルシウムやビタミンCの含有量が比較的多く、特に若葉にはビタミンAに変わるβ-カロテンが多く含まれており、栄誉的価値も高い食材です。
日本料理では、葉茎の部分を刻んで麺類や汁物などの薬味としてよく利用されます。
また、アサツキはクセが少ないので茹でて和え物にしたりもします。
6~7月に咲く花やつぼみも、軽くゆがいてお浸しにしたり、和え物、てんぷら、炒め物に適しています。
鱗茎も、そのまま味噌をつけて食べる事ができます。