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リーキ
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リーキ(ポロネギ・ニラネギ・ポワロー)は、地中海沿岸地方が原産で、ギリシャ・ローマ時代にすでに栽培されていました。
日本には明治時代に導入されましたが、ねぎが普及されていたため広まりませんでした。
姿は下仁田ネギに似ていますが、葉は筒状ではなく、太い白茎を食用にします。
葉は硬いのでスープストックに使います。
若どりしたものを「ポワロジェンヌ」とも呼びます。
栄養的には根深ねぎに近く、ビタミンや食物繊維を含む野菜です。
辛み成分の硫化アリルには強い抗酸化作用がありますが、水溶性なので溶け出した成分も一緒に食べるようにしましょう。
生では辛く、硬いので加熱して料理します。
ねぎより肉質はしっかりしていて煮崩れしにくく、煮込むと甘みが増します。
葉の間に泥があるものは縦に割って洗ってから使います。
グラタンやスープ、オリーブオイル炒めなど幅広く利用できます。
直径3~5㎝のまっすぐで、ハリと光沢があるものを選びます。
緑葉の付け根に泥が付いているものは、内にも泥が入っていることが多いので避けた方が良いでしょう。
保存する場合は、乾燥しないように新聞紙でくるみ、冷暗所で保存しますが、冷蔵すると3ヵ月くらい保存できます。