味噌の効果的な調理法

健康効果の豊富な味噌の弱点といえば、どうしても塩分が多くなりがちなことです。

味噌汁の場合は、具をたっぷり入れると材料のうまみで、味噌の量を減らすことができます。
アクが強いもの以外は下ゆでせず、だし汁でいきなり煮ると良いでしょう。

ごまみそ

また、作っておくと便利なのが「ゴマ味噌」です。
味噌はだし汁で少しゆるめにのばし、鍋で煮つめつつ味を調えます。
炒りゴマをすり鉢ですり、にじみ出た油ごと味噌と合わせて出来上がりです。
調味料にも使える常備菜として重宝します。

味噌に含まれるアミノ酸のリジンは、成長や組織の修復に関与しています。
また、スレオニンには肝臓に脂肪が溜まるのを防ぐ働きがあります。

同じく味噌に豊富に含まれているビタミンB2も、細胞の成長や再生に関係し、髪や皮膚を健康に保ちます。

味噌は、麹菌による発酵パワーでダイズの栄養成分の吸収を高める、日本人には不可欠な調味料です。


 

味噌の関連ページ