ローズ

  • 薬効:抗酸化作用 食欲増進効果 老化防止 イライラの緩和

ハーブに使われるローズは、マイカイという品種です。
マイカイは、ハマナスに似ていますが、品種は異なります。
バラの品種であるハマナス「Rosa rugosa Thunb.」の変種で、学名は「Rosa rugosa Thunb.var.plena Regel」といいます。

マイカイは、中国中部が原産です。
5~6月に花が咲き、蕾をとって陰干しにしたものを用います。

ローズマイカイ

花にはフラボノイドのクエルシトリンやビタミンCクエン酸などの多くの成分が含まれています。

肝臓や胃の痛み、月経不順、リウマチ、打撲などの痛みの緩和に良いとされています。
また、女性に嬉しい美容効果も多く、体を元気にして、アレルギー対策にも効果的です。



ローズの薬膳としての効能効果

薬膳としては帰経が「肝」であることから、血を貯蔵し、気を巡らせてイライラや食欲不振の改善にも効果的です。

「脾」の特徴として消化吸収、栄養を全身に促すことから、ローズのビタミンCクエン酸と合わせて、老化防止、美容効果、食欲不振の改善、イライラの緩和、アレルギーにも効果が期待できます。



ローズの利用法

水200~300mlに対して、5~10gを煎じてハーブティーとして用います。

ローズの健康効果倍増のレシピ食べ合わせ

紅茶+ローズ(ハーブティー)

ビタミンやクエン酸で抗酸化作用たっぷりのローズは美容によく、イライラの改善にもつながることから月経前の不安定な気持ちなどにもよく、女性に嬉しいハーブティーです。

蕾だけだと薄い風味なので、紅茶や中国茶の葉をブレンドして、好みの味わいにしてみましょう。

ローズ蕾

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