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パン
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パンは、小麦粉に水を加えて練り、主にイースト菌で発酵させて焼いて作ります。
米よりも多いタンパク質やカルシウム、鉄を含みますが、主成分はあくまで糖質です。
そのうえ材料にはバターなどの脂肪分、砂糖もかなり使いますので、意外に高カロリーなことを忘れてはいけません。
発酵にはかなりの量の塩も必要なため、ご飯食より血圧には良いだろうという油断は禁物です。
発酵過程を経て作られたパンは、栄養素の消化吸収の良い優良食品です。
より健康面を意識するなら、これにつけるバターやジャムのカロリーや塩分を意識することも大切でしょう。
パン自体を選ぶ際も脂肪の多いものはほどほどに、ビタミンB1、ビタミンE、食物繊維豊富な胚芽入りのものにすると良いでしょう。
ビタミンB1は糖質の燃焼を助け、ビタミンEの抗酸化力と食物繊維は血中や体内の有害物を除去してくれます。
残ったパンを無駄なく使うのは生活の知恵です。
1日たったものはサンドイッチにちょうど良い水分量ですし、乾燥したものは牛乳と卵に浸してフレンチトーストにすると良いでしょう。
最後はパン粉にしたり、油で揚げてクルトンにします。
おすすめメニューは、石のようにかたくなったものを使った「フランスパン入りオニオンスープ」です。
玉ネギのみじん切りと小麦粉を炒め、スープを加えて煮たものを焼いたパンの上に注げばでき上がり。
とても消化が良く、体も温まります。
パンの原料となる小麦のうち、最も栄養に富んでいるのは胚芽や皮の部分です。
これを丸ごと粉にひいた、いわゆる全粒粉にはビタミンや食物繊維が豊富に含まれており、パンやクッキー作りにおすすめです。