パンの栄養効能効果

  • 薬効:疲労回復 体力保持 

パンは、小麦粉に水を加えて練り、主にイースト菌で発酵させて焼いて作ります。

米よりも多いタンパク質カルシウムを含みますが、主成分はあくまで糖質です。
そのうえ材料にはバターなどの脂肪分、砂糖もかなり使いますので、意外に高カロリーなことを忘れてはいけません。

発酵にはかなりの量の塩も必要なため、ご飯食より血圧には良いだろうという油断は禁物です。

クリームパン

発酵過程を経て作られたパンは、栄養素の消化吸収の良い優良食品です。
より健康面を意識するなら、これにつけるバターやジャムのカロリーや塩分を意識することも大切でしょう。

パン自体を選ぶ際も脂肪の多いものはほどほどに、ビタミンB1ビタミンE食物繊維豊富な胚芽入りのものにすると良いでしょう。
ビタミンB1は糖質の燃焼を助け、ビタミンEの抗酸化力と食物繊維は血中や体内の有害物を除去してくれます。

パンの注目栄養成分

食パンの主な栄養成分(可食部100gあたり)

食パン

パンの種類別カルシウム量(100g中/単位mg)

食パン…36
コッペパン…37
乾パン…30
フランスパン…15
ライ麦パン…20

ぶどうパン…42
ロールパン…38
クロワッサン…38
あんパン…33
クリームパン…35

ジャムパン…23
チョココロネ…43
デニッシュペストリー…33
ホットケーキ…140


パンの賢い食べ方

残ったパンを無駄なく使うのは生活の知恵です。

フランスパン

1日たったものはサンドイッチにちょうど良い水分量ですし、乾燥したものは牛乳と卵に浸してフレンチトーストにすると良いでしょう。
最後はパン粉にしたり、油で揚げてクルトンにします。

おすすめメニューは、石のようにかたくなったものを使った「フランスパン入りオニオンスープ」です。
玉ネギのみじん切りと小麦粉を炒め、スープを加えて煮たものを焼いたパンの上に注げばでき上がり。
とても消化が良く、体も温まります。

パンの原料となる小麦のうち、最も栄養に富んでいるのは胚芽や皮の部分です。
これを丸ごと粉にひいた、いわゆる全粒粉にはビタミンや食物繊維が豊富に含まれており、パンやクッキー作りにおすすめです。


パンの製法・種類

パンの製法は、原料を一度に全部合わせてこねて発酵させる直ごね法が基本となります。
直ごね法は、口当たりがよく食味の優れたパンができ、家庭や小規模なパン店、高品質のパンを作るときに用いられます。

一方、大規模な工場などでは、原料を分けて一部をこねていったん発酵させてから、残りの材料と合わせて本ごねし、発酵させて焼く中種法も行われています。
この方法はきめが細かくよく膨らみ、品質の安定したパンができます。

この他、原料の種類や配合の割合、焼き方、用途や食べ方など多くの種類があり、分類方法も複雑です。

例えば、小麦以外の穀物を使うパン、生地を発酵させない無発酵パン(中国の焼餅など)、蒸したり、揚げたりして作るパン、イギリスのティーブレッド類、デンマークのペストリー類など副食用のパンも多くあります。

日本でも多種多様なパンが市販されていますが、食パンやあんパンなどの菓子パン類が多くを占めています。
フランスパンをはじめ、世界各国のパンも取り入れられ、近年はその割合が大きくなっています。
 

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