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フェンネル
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フェンネルは、古代エジプトやローマでも栽培され、ローマ人は料理に使い、中国では薬草として利用されていました。
様々な国で多様に使われ、史上最古の作物のひとつとされています。
日本に入って来たのは明治初期です。
日本産のものは最高級とされており、主な栽培地は北海道、長野県、鳥取県です。
遥か古代エジプトより愛され続けているフェンネルは、イライラする気分の緩和、冷えや胃に効果があり、スパイシーで甘い香りが特徴的です。
フェンネルは、精油成分が八角と同じアネトールのため、香りや胃腸の働きを促すなどの効能が似ています。
薬膳としての効能は気を巡らせてイライラの緩和、ガスが溜まった膨張感の改善など。
胃のハリなどを緩和し、胃腸を元気にして、食欲を増進させる効能もあります。
「魚のハーブ」と呼ばれるフェンネルの若い葉は、香りを生かして魚料理やスープに、玉ねぎのような茎はサラダや煮込み料理などの香味野菜として使われます。
実はスパイスや生薬にと、大きな活躍をみせます。
ピクルス、カレー、リキュールなどの風味付けなどにも使われます。
フェンネルの実は女性ホルモンに働きかけて母乳分泌を促しますが、胎児のへの影響を避けるため、妊娠中の利用は避けたほうがいいでしょう。
アニスなどとブレンドして、ハーブティーにするのがおススメです。
熱湯でフェンネルの成分が抽出されるため取り入れやすく、甘い香りに気持ちがそそられます。
インドでは口臭対策や口直しとして、食後に実をそのまま噛む習慣があります。
種を乾燥させたものや、粉末状のものも有り、料理に合わせて使用します。
長時間煮込む場合などは香りが強いホールを使用すると良いでしょう。
フェンネルは、魚の中でもサーモンとの相性が有名です。
葉の香りを添えて楽しめるムニエルや、茎と一緒にサーモンサラダにするなど、旬の季節や調理方法によって様々な組み合わせができそうです。
サーモンも体を温め、フェンネルとの相乗効果で消化を良くします。
サーモンはアンチエイジングの効果も期待できます。