浜大根(ハマダイコン)

  • 薬効:消化不良、健胃、去痰(すべて種子)
  • アブラナ科ダイコン属 越年草
  • 分布:日本各地
  • 生育場所:海岸の砂地や道路沿い
  • 採取時期:通年

ハマダイコンの花

浜辺の強い潮風と日照りに耐えられるように、葉の表面が皮質(クチクラ層)で覆われ、実の莢は種が成熟した後、海水に浮かぶように、種子の周りが分厚いコルク質のもので囲まれています。 

莢の特殊性のため、北海道から石垣島までのどの浜辺にも根をおろし、薄紫の十字の花を楽しませてくれます。

畑の大根と姿、形は似ていますが、大きく違うのはハマダイコンの根は小さく、辛みが強いことです。

新芽や花はもちろん美味しいのですが、意外なのは若い種と莢です。
その若緑の種をひとつ摘んで味わうと、シャリシャリとした食感と大根のピリッとした辛さに、とりこになること請け合いです。

ただ、棘があるので、素手では採らないようにしましょう。

ハマダイコンの栄養成分



ハマダイコンの料理レシピ

浜大根の花と実を使った唐墨大根

エディブルフラワーとして大活躍

素材

  • ハマダイコン…花1ケ、種3ケ
    大根…適量
    唐墨…1枚
    酒…適量
    塩…適量

浜大根の花と実を使った唐墨大根

簡単レシピ

  1. ハマダイコンの実は水洗いし、塩ゆがき、冷水に放し色止め。
    大根は厚めの桂むきし(2㎜)、冷水に浸す。 
    3枚重ねて、菱形に切る。
  2. 唐墨は薄皮をむき、スライス、酒をふり、あぶる。(表面だけ強火で一気に)
  3. 大根の上に唐墨、実を盛り、花を添える。


ハマダイコンの動画

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