2013.01.07
カテゴリ:料理・調理
アスパラガスの調理法
ビタミン、ミネラルたっぷりの緑黄色野菜であるアスパラガスの栄養を十二分に活かすためには、調理の仕方にも気を配る必要があります。
しばしばサラダに使われるアスパラガスは、ゆでて食べることが多いのですが、水溶性のビタミンCを損なわないためには、短時間の下ゆでの後ホイル焼きにするほうがお勧めです。
サラダで食べる際は、脂溶性のビタミンAが効率良く取れるよう、質の良いドレッシングを使うなど常に栄養の吸収を考えた方法をとるように心がけましょう。
豊富なビタミン類をしっかり摂るためには、アスパラガスはサッと下ゆでした後で、油と一緒に調理する方法がお勧めです。
フライやソテー、炒め物にして食べれば、脂溶性のビタミンAが効率良く吸収されます。
水溶性のビタミンCを損なわないようにするには、ポタージュにしていただき、流れ出た成分も残さず摂ると良いでしょう(プロセッサーなどで細かくし、煮こみ過ぎないよう注意)。
生のアスパラガスは、鮮度が落ちやすく、時間と共に固くなる性質があります。
店頭で買う際は、緑が濃く、太めでしっかりしたものを選びましょう。
なお、缶詰だけでなく、生でも見かけるようになったホワイトアスパラガスは、日光に当てずに栽培したものです。
カロチンやビタミンB群は少ないものの、グリーンアスパラガスと同様にアスパラギン酸の疲労回復効果が期待できます。