カブの調理法と選び方

淡色(カブの根)と緑黄色(カブの葉)、栄養面でも大きな違いがある根と葉では、調理の仕方も違ってきます。

まず根の部分ですが、こちらは飾り包丁を入れたうえで一晩塩漬けに、あっさりといただく「菊花カブ」にするのがお勧めです。

塩分を控えている方の場合は、酢漬けにしていただければ大丈夫です。

だしを取った後の昆布で包み、昆布じめ風に仕上げるのも良いでしょう。

葉のほうは、サッとゆがいたうえ、魚介のゆでたものと合わせてカラシ醤油で和えていただければ、美味しい健康な一品が出来上がります。

カブの葉に不足しているタンパク質が補えるうえ、カラシには、ビタミンCの抗酸化力を高める作用もあり、完全食といっていいものになります。

お好みでゴマを振っていただければ、抗酸化作用のあるビタミンEもプラスできます。

カブを買う際のポイントは、根に光沢と丸みがあり、固くしまったものを選びましょう。

葉の部分はみずみずしく、つけ根の色がきれいなものが良品です。

葉付きのままでは、水分が蒸発してしまうので、切り落として根と葉を別に保存すると良いでしょう。

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