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酸棗仁(サンソウニン)
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酸棗仁は南欧原産のクロウメモドキ科の落葉樹サネブトナツメの種子を乾燥させたものです。
果実は酸っぱいので酸棗といわれます。
成分としては、多量の脂肪酸(リノール酸・ミリスチン酸・パルチミン酸・ステアリン酸・ペヘン酸・トステリンなど)、タンパク質、サポニン配糖体などを含有しています。
養心安神薬(鎮静作用のある生薬)として漢方で分類されています。
驚きやすい、動悸、不眠などの症状で神経衰弱、特に心臓神経症に適しています。
竜眼の果肉にも鎮静・健胃・滋養の作用があるので、竜眼肉と配合すると良いでしょう。
サンソウニンの薬性は穏やかで、中枢神経を抑制し、持続性のある鎮静催眠作用があります。
漢方では神経強壮剤として、不眠、精神不安などに用います(酸棗仁湯)。
生のサンソウニンは逆に興奮作用があり、炒って油成分が揮発してしまうと鎮静効果がなくなります。
水溶性の成分に催眠効果があるようです。
これとあわせて持続的な血圧降下作用も認められます。
鎮静、催眠作用があるので、動悸、不安、寝汗などの症状がある心因性神経症に有効です。
1日9~18g、最大で30gまで。
虚熱(消耗性疾患に伴う脱水、自律神経興奮などの結果生じる熱でのどや口の渇き、舌が紅で無苔、脈細数の症状がある)やもうろう状態、疲れやすいなどの症状があるときは生あるいは半生半炒を用いる。
消化不良・寝汗などの症状には炒って用いる。
多量に用いて昏睡・知覚損失があった報告がありますので注意を要します。
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