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大島桜
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伊豆諸島に分布する桜の一種で、伊豆大島に自生することからこの名がつきました。
鮮やかな緑色の葉がでると同時に、大きな白い花を枝いっぱいに咲かせるのが特徴で他の桜と区別することが容易です。
満開の頃は白い花と若葉の淡い緑のコンストラクタがとても美しいです。
桜餅の葉は大島桜の葉で、独特の香り(クマリン)があります。
生葉はほとんど香りはないが、熱い塩水に浸けておくと、香りが立ってきます。
大島桜の花は白っぽくて、大ぶりで、緑の若葉と共に咲くので、その姿は「桜の貴婦人」と称されています。
6月頃、濃紫色の実をつけます。
この実を白ワインに浸けると、美味しくてきれいな色のワインになります。
寒緋桜(かんひざくら)の黒熟の実も同様に利用されます。
本種は数多くの園芸品種の親株となっています。
有名なのはエドヒガン系種との交配により、生まれたと考えられる「ソメンヨシノ」です。