ジャスミン

  • 薬効作用:食欲不振改善 催眠作用

ジャスミンの原産は、エジプト、アラビア半島、インドです。
日本には江戸時代後期に渡来しました。

7月頃の晴れた日に初咲きの花を収穫し、日干しして乾燥したものを利用します。
すっきりとした味わいと甘い香りが特徴です。

ジャスミンの花

ジャスミンの栄養、効能効果

ジャスミンは下痢、腹痛、結膜炎などに効くとされています。
食欲不振、胃もたれなどの胃の不調を改善し、憂うつ、イライラなどの不安定な気持ちを安定させてくれます。
催眠作用もあるので、眠りが浅いときにも有効です。

ジャスミンは体を温める、リラックス効果の高いハーブです。
中華料理でお馴染みのジャスミン茶は、香りに気持ちをリラックスする効能があります。



ジャスミンの薬膳としての効能効果

薬膳としての効能は、体を温め、気の巡りをよくする「肝」に効き、憂うつで精神が不安定な時や、月経前のストレスが多くイライラの改善にも役立ちます。

他にも、栄養の消化吸収の働きを指す「脾」に働きかけ、胸のつかえや食欲不振、胃もたれの改善につながるでしょう。

薬膳でいわれているジャスミンの精神安定の効能は、研究結果によって、香りによる効果が強いことがわかりました。

ジャスミンの香りを嗅ぐと、体を動かしたり、緊張時やストレスや活動時に働く交感神経の活動が弱まり、リラックスや安静にしている時の副交感神経の活動が高まることで、心拍数が低下します。

ジャスミンのお茶を飲む時は、香りを十分に吸い込むと、精神安定によく効くでしょう。

ジャスミンの利用法

花を乾燥させたものを、1.5~3g(ティースプーン1杯程度)を煎じて飲みます。



ジャスミンの健康効果倍増のレシピ食べ合わせ

中国茶+ジャスミンの花(ジャスミンティー)

中華料理店で出てくるジャスミンティーは、烏龍茶とブレンドしたものです。

このように中国茶や紅茶と合わせる場合は、ジャスミンの香りが負けないように薄めに入れ、他のハーブとブレンドする場合はジャスミンと同じリラックス効果のあるカモミールなどがお勧めです。

香りを楽しんで飲みましょう。

ジャスミン茶

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