たらの芽・たらの木  生薬名:楤木皮(そうぼくひ)楤根皮(そうこんぴ)

  • 薬効:健胃 整腸

タラの木は山野に自生するウコギ科の落葉低木で、幹はほとんど分岐せずに直立します。
全株にトゲがありますがトゲのないメダラもあります。

8月ごろ、黄白色の小花をつけ、後に小球状の黒色の果実を結びます。
若芽はウドに似た香りがあって美味で、山菜料理の中でも珍重されるものの一つです。

タラの木の新芽(タラの芽)を食べることにより、ミネラルを補給することが出来ます。

タラの芽

楤木皮・楤根皮の効能効果

秋、樹皮、または根皮を採取して、薬用にします。
根を掘り、水で洗い、すぐに皮をはいで細かく刻んで陰干しにします。

樹皮、または根皮を10~20gほどを600mlの水で、約30分で約半量まで煮詰めて3回に分けて空腹時に服用します。

常用すれば胃腸を丈夫にし、消化を助け、便通を整える効果が期待できます。



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