アボカド

  • 薬効:体力回復 動脈硬化予防 血圧降下 抗酸化力向上 のぼせ 美肌 滋養強壮 

原産国はメキシコと中央アメリカで、古代アステカ時代から、「生命の源」と呼ばれて珍重されてきました。

世界に知られるようになったのは、19世紀末にアメリカで、栽培されるようになってからです。

近年、アボカドは、ヘルシーブームのマッチしたフルーツとして、人気が急速に高まってきました。

果肉はねっとりとしていて、甘み、酸味ともに少なく、果物というよりは野菜のような特色です。

2つ割りにしてスプーンで果肉をすくって食べるのがいちばん簡単ですがサラダに入れたり、バターのようにしてパンに塗ったり、ディップにしたりと、食べ方はいろいろあります。

手巻き寿司の具にしたり、醤油やマヨネーズ、オイルビネガーなどで食べても美味しくいただけます。

実を裏ごしにしてスープにしても、美味しいものです。
アボカドは年間を通して出回っていますが、いちばんの出盛り期というと初夏の頃です。

実が熟さないうちは皮が緑色をしていますが、熟すにつれてだんだん黒ずんできます。
あまり黒くなっていないころが買い時です。

アボカドの注目栄養素・成分



アボカドの栄養素と効能効果

アボカドの栄養素から見ると、バランスのよい、果物といえます。
別名「森のバター」といわれるほど脂肪分が豊富で、全体の20%にもなります。

しかも植物性なので、血液中のコレステロールを増やすおそれもなく、動脈硬化が心配な人も安心して食べることができます。

アボカドの脂質のうち、80%が不飽和脂肪酸で、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸が含まれています。
特にオメガ9のオレイン酸が多く含まれているので、現代人のオイルバランスを改善し、細胞の膜を健康にし、血液をサラサラにする働きが期待できます。

ビタミンは、A、B1、B2、C、D、Eなど11種類が含まれています。
ビタミンEには抗酸化作用があり、がん予防やアンチエイジングに効果を発揮し、ビタミンB2は美肌作りに役立ちます。

ビタミンEは脂溶性の抗酸化物質ですが、酸化しやすい特性があります。
この点で、食する前まで強固な果皮に覆われているアボカドは、ビタミンEの摂取源として適しています。

ミネラルも灰分、カリウムなど14種類を含み、栄養の豊富さでは、
まさに果物でトップクラスといって良いでしょう。

薬効はいろいろありますが、なかでもカリウムの含有量がひじょうに多く、血圧を下げる効果があります。

カリウムが体内の余分なナトリウムを体外に排泄してくれるからです。
アボカドには、体の熱をさます作用もあるので、高血圧でのぼせ気味の人にも適した果物です。

また、食物繊維を多く含むので、便秘で悩んでいる人にも効き目があります。
毎日半分ほど食べていれば、腸が刺激されて、自然に便通が改善されます。

アボカドには、ルテインやカロテノイドといったファイトケミカルグルタチオンという抗酸化物質も含まれています。

病中、病後の、体力の弱りを回復するときにも、アボカドの栄養価の高さは有効に利用できます。

植物性脂肪とともに、良質のタンパク質も含んでいますので、栄養補給には最適なフルーツです。

食べ終わったら、皮は捨てないで利用しましょう。
アボカドの皮で皮膚の固くなったひじ、ひざ、かかとなどの部分をこすってやると、柔らかくなります。

また、実をすりつぶしたものを少量のオリーブオイルで溶いて、小じわの気になる部分に塗ります。

15分ほどで水で洗い落としてください。
これは乾燥肌の人に向く美容法です。



アボカドのおいしい食べ方

完熟したものは生で、てんぷらや炒めものなどにも

サラダ以外にも、スムージーに入れたり、てんぷらや炒めもの、グラタンなど加熱調理をしても美味しく食べられます。

もちろん、半分に切って種を取り、レモンを搾ってスプーンで食べるのも手軽で美味しい食べ方です。

また、アボカドから搾ったオイルも、ビタミンやミネラルが含まれるオメガ9系オイルとして注目されています。

アボカドは皮が緑色の状態で収穫し、出荷されます。
すぐに食べたいときは、黒褐色のものを選びましょう。

緑色のものは、20℃くらいの室内に数日置いて、色が黒褐色に変わり、手で軽く握って弾力を感じるくらいが食べごろです。
緑色のうちはかたく、味も苦味があります。

アボカドは1年中流通していますが、メキシコ産の旬は5~7月です。

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