アボカド

  • 薬効:体力回復 血圧降下 のぼせ 美肌 滋養強壮 

原産国はメキシコと中央アメリカで、古代アステカ時代から、「生命の源」と呼ばれて珍重されてきました。

世界に知られるようになったのは、19世紀末にアメリカで、栽培されるようになってからです。

近年、アボカドは、ヘルシーブームのマッチしたフルーツとして、人気が急速に高まってきました。

果肉はねっとりとしていて、甘み、酸味ともに少なく、果物というよりは野菜のような特色です。

2つ割りにしてスプーンで果肉をすくって食べるのがいちばん簡単ですがサラダに入れたり、バターのようにしてパンに塗ったり、ディップにしたりと、食べ方はいろいろあります。

手巻き寿司の具にしたり、醤油やマヨネーズ、オイルビネガーなどで食べても美味しくいただけます。

実を裏ごしにしてスープにしても、美味しいものです。
アボカドは年間を通して出回っていますが、いちばんの出盛り期というと初夏の頃です。

実が熟さないうちは皮が緑色をしていますが、熟すにつれてだんだん黒ずんできます。
あまり黒くなっていないころが買い時です。



アボカドの栄養素と効能効果

アボカドの栄養素から見ると、バランスのよい、果物といえます。
別名「森のバター」といわれるほど脂肪分が豊富で、全体の20%にもなります。

しかも植物性なので、血液中のコレステロールを増やすおそれもなく、動脈硬化が心配な人も安心して食べることができます。

ビタミンは、A、B1、B2、C、D、Eなど11種類が含まれています。

ミネラルも灰分、カリウムなど14種類を含み、栄養の豊富さでは、
まさに果物でトップクラスといって良いでしょう。

薬効はいろいろありますが、なかでもカリウムの含有量がひじょうに多く、血圧を下げる効果があります。

カリウムが体内の余分なナトリウムを体外に排泄してくれるからです。
アボカドには、体の熱をさます作用もあるので、高血圧でのぼせ気味の人にも適した果物です。

また、食物繊維を多く含むので、便秘で悩んでいる人にも効き目があります。
毎日半分ほど食べていれば、腸が刺激されて、自然に便通が改善されます。

病中、病後の、体力の弱りを回復するときにも、アボカドの栄養価の高さは有効に利用できます。

植物性脂肪とともに、良質のタンパク質も含んでいますので、栄養補給には最適なフルーツです。

食べ終わったら、皮は捨てないで利用しましょう。
アボカドの皮で皮膚の固くなったひじ、ひざ、かかとなどの部分をこすってやると、柔らかくなります。

また、実をすりつぶしたものを少量のオリーブオイルで溶いて、小じわの気になる部分に塗ります。

15分ほどで水で洗い落としてください。
これは乾燥肌の人に向く美容法です。



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