イワタバコ  生薬名:苦苣苔

  • 薬効:健胃 整腸 下痢 胃潰瘍 腹痛

イワタバコは山地の日当たりの悪い、湿気のある岩壁に自生しますが、乾燥にも耐ええるので、観賞用として庭にも植えられる多年生草本です。
夏に花茎を出し、紅紫色の美しい花をつけます。

乾燥してねじれたようになっていても、水をたくさん与えれば、葉は開いてきます。
葉は根元に叢生し、深いしわがあります。
形がタバコの葉に似ているので「イワタバコ」と呼ばれています。

イワタバコ

栽培は比較的に簡単で、山で採取した根を植えたり、花が終わったころ、葉柄をつけて切り取った葉を挿し葉にすれば、苗ができます。

それを好みの場所に植え替え、水やりをまめに行い、時々液肥を与えれば大きな葉に育ちます。

薬用には葉だけを乾燥させて用います。
また、独特の苦みが喜ばれ、食用としても人気があります。



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