2013.01.29
カテゴリ:健康食品
糠(ぬか)の栄養効能効果
玄米を精米するときに取れる、外皮と胚芽が混じったものがぬかで、すぐれた栄養に富んでいます。
とくに、脂質とタンパク質に富、米ぬか油が取れます。
ビタミンもB1、Eなどが多く含まれていて、ビタミン薬の原料とされています。
脚気(かっけ)の予防・改善効果
ビタミンB1が豊富に含まれているため、かっけの症状改善、予防に効果があります。
かっけは食糧事情のが悪かった昔の病気という感じがしますが、近年でも都会の若者などにかっけ様症候群が見られます。
かっけはビタミンB1欠乏などが原因で起こるので、だるさ、疲労、イライラ、むくみ、食欲不振などの症状が現れます。
ぬかを食べていれば、こうした症状が改善されますし、栄養のかたよりを解消することにも、おおいに役立ちます。
新鮮なぬか大さじ2~3杯をフライパンでさっと炒ってみそ汁に入れ、1に3回取るようにすると良いでしょう。
ぬかの美容・美肌効果
石鹸などなかった江戸時代の女性は、入浴のとき、袋にぬかを入れたもので、体を洗っていました。
この方法は、現代でもそのまま利用できます。
ぬかには油脂分が多く含まれているので、肌をしっとり潤し、なめらかにしてくれます。