健康に良い免疫力を高める食べ物  すいか

  • 薬効:むくみ 尿道炎 ぼうこう炎 高血圧 たん 口内炎

アフリカが原産のウリ科の果菜です。
中国では、西から伝えられたウリということで、「西瓜」の字を当てるようになりました。
日本に伝わったのはそうとう古く、平安時代といわれています。

スイカは夏の風物詩として昔から日本人には親しまれてきました。
成分は95%が水分ということで、一見栄養的にはたいしたことがなさそうですが、意外に多くの栄養成分をバランスよく含んでいます。

ビタミンA、B1、B2、Cのほか、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラル類、グルタミン酸やアルギニンなどを含んでいます。



スイカでむくみ解消

スイカは昔から腎臓病の妙薬として知られてきました。
これはスイカに体のむくみを取り除く利尿作用があるからです。

むくみは腎臓病だけでなく、心臓病や高血圧からくる場合があります。
また、妊婦や水分の摂りすぎ、偏った食事などが原因でむくみを生じることがあります。

いずれにしても、スイカには体内の水分を排泄する作用があるのでむくみには絶大な効果を発揮します。

スイカをそのまま食べても、利尿作用を高めようと思ったら、すいか糖を食べるのが一番です。

すいかのちょっと変わった利用法として、すいかの汁で口内炎を治す方法があります。
しぼり汁を口の中に1~2分含んで吐く、ということを日に数回繰り返すことで口内炎の熱がとれ、痛みが和らぎます。



すいかの種の薬効

すいかの種は、漢方では強壮、止血、のどの痛みなどに効果のある薬として用いられています。

すいか糖を作る際、果肉だけではなく、種を一緒に入れて作ると良いでしょう。
種の周りについた繊維を取り除き、これを果肉と共に鍋で煮つめ、水分が1/3程度になったら種だけ取り出し、残りをさらに煮つめて作ります。

このすいか糖は、腎炎や妊娠のむくみばかりでなく、尿道炎やぼうこう炎にもよく効きます。
細菌で炎症を起こしたぼうこうや尿道を、大量のおしっこで流してくれるからです。


すいかの皮の利用

漢方では、すいかの皮は重要な薬の材料で、コレステロールを減少させたり、血管を拡張させる作用をもっています。

普通、私たちは、果肉だけを食べて皮は捨ててしまいますが、中国では皮を漬け物にしたり、前菜料理に使ったり、フルに利用されています。
皮の部分に、栄養が多いことを考えれば、実に合理的なムダのない利用法といえます。

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