2013.01.18
カテゴリ:栄養素
ビタミンB群の共通点
ビタミンの研究初期の頃、牛乳の中の成長促進因子には、脂溶性A因子(現在のビタミンA)と水溶性B因子(現在のビタミンB群)があると考えられていました。
水溶性B因子(ビタミンB群)はそれぞれ共通の性質を持つことから、単一の物質と考えられていました。
ビタミンB群の共通点は、生体内で代謝反応を促す補酵素として働くことです。
酵素と補酵素
酵素とは、タンパク質でつくられた、生体内の化学反応を促す物質のことです。
補酵素とは、酵素の働きを助ける物質のこと。
消化酵素はそれ自体で働くが、酸化還元酵素は補酵素(ビタミンB群)が結合することで活性化する。
アポ酵素(タンパク質部分)+補酵素(低分子の非タンパク質)=酵素(ホロ酵素)