ギンコライドで脳を若返らせる

日本では街路樹でおなじみのイチョウの木は、地球上に存在する植物の中でも非常に生命力の強い樹木であり、中国では約500年前から薬として用いられていたことが記録に残っています。

イチョウの葉エキスの有効成分は、強力な抗酸化作用を持つフラボノイド配糖体ギンコライドに代表されるテルペンラクトン類です。

その中でも注目されているのは、ギンコライドBの動きで、様々な炎症の抑制、活性酸素の放出、血栓形成・気管支収縮・脳循環系の機能障害を引き起こすといわれる血小板活性化(PAF)を著しく抑える効果のあることです。

血管が傷つくと、血液中の血小板が真っ先に集まって傷口にふたをする働きがありますが、血小板が極端に増加すると血行障害の原因となる血栓を作ってしまいます。

ギンコライドBには、血小板の凝集を抑制する作用と血管拡張作用があり、そのため血行をよくします。

それから、脳が正常に働くためには、体全体の血液の約1/3が必要だといわれています。
ギンコライドの作用によって血行がよくなれば、脳に十分な酸素と栄養素が送られるわけですから、脳が活性化し記憶力集中力も向上します。

また、脳内の血流障害を取り除くため、痴呆症の予防や改善にも効果があります。

脳はまた酸素の消費量が多いため、活性酸素のダメージを受けやすい部位でもあります。

しかしギンコライドが活性酸素の発生を抑え、フラボノイド配糖体が活性酸素を除去する連携プレーで脳の老化進行を遅くします。

イチョウ葉エキスは脳はもちろん、全身の血管にまで幅広く効果があり、血流をスムーズにしてくれますので、肩こりや手足の冷え、しびれの改善も期待されます。

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