野菜を食べることとサプリメント摂取との相違

野菜を食べることとサプリメント摂取との違いは、「食べること」は、料理に使う野菜などの食品の栄養素を丸々すべて摂り入れるということです。

食事・栄養のバランス

つまり、科学的に知られている栄養素や成分以外のものも、含んでいます。

一方サプリメントは、一部の栄養素や成分のみを補給するというものです。

そういう理由で、まずは食事のバランスを整え、その上で不足傾向があるもの、必要なものをサプリメントとして補うようにすると良いでしょう。

十分な食事をせずに、サプリメントで一部の栄養素や成分だけを増やしても、体がその栄養素や成分を使いこなせるのか、逆に体に負担をかけてしまう可能性があるかもしれません。

自分の体のことをよく知り、その上で必要なサプリメントを補うのであれば悪くありませんが、基本はやはりバランスのとれた食事をしっかりとることです。



野菜を食べることと野菜ジュースを飲むことの違い

市販の野菜ジュースや自分で作る野菜ジュースを飲むことだけでは、野菜を食べることの役割を十分に果たしたとは言えません。

それは、野菜を食べるということには、咀嚼(そしゃく)回数を増やし、摂取エネルギーを抑えつつ満腹感を感じさせてくれるという、たいへん重要な役目があります。
野菜ジュースでは、この代役はできません。

しかし、咀嚼力が低下してしまったご老人や病人、食欲がない時など野菜が食べられない場合に野菜ジュースを利用するのは有効な手段です。

市販の野菜ジュースを利用する際の注意点は、原材料名を確認して、果物が少なめのものを選ぶようにすると良いでしょう。

果物ジュースを利用する場合は、糖分の取り過ぎにならないように、飲み過ぎには十分注意するようにしましょう。



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