レタスのラクッコピコリン睡眠効果

レタスの睡眠誘導作用

眠りをもたらすホルモン(眠り誘導ホルモン)の一つにメラトニンがあり、脳下垂体から分泌されたメラトニンは、睡眠中枢に作用します。

そこで、睡眠のための信号が全身に発せられ、筋肉は弛緩し、心臓の鼓動はゆるやかになって、人は眠くなります。

メラトニンは夜8時ぐらいに分泌されるようにプログラムされているのですが、ストレスなどでうまく分泌されないと、眠ることができなくなり、これが睡眠障害です。

レタスにはラクッコピコリンという物質が含まれていて、これがメラトニンと似た働きをすることがわかっています。

ラクッコピコリンには、あたかもメラトニンのように働き、即効性があるのが特徴で、口から入って消化吸収されて血液に乗り、脳の睡眠中枢に作用するまでに、30分もあれば十分なほどです。

ラクッコピコリンは、レタスの苦味成分で、口にすると、非常に苦く、葉より芯の白い部分に多く含まれていて、レタス100g中に約20mg含まれています。

レタスの大きさにもよりますが、芯の部分まで入れて約1/4個をとれば、睡眠を誘発する効果が得られます。

ラクッコピコリンは熱に強いので、加熱しても壊れませんが、煮込むと煮汁に溶け出しますので、芯を含めてスープにしたり、ジュースにして摂るようにすると良いでしょう。

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