しょうがの効果的な調理法と選び方

しょうがの効果的な調理方法

風味豊かな香りで、香りづけや臭み消しに用いられるしょうが、これを十分に活かすには、調理の際に注意が必要です。

しょうがの香りは熱に弱く、加熱するほどに失ってしまう性質があるので、香りを楽しみたければ、できるだけ火を止める直前に入れ、逆に香りを抑え、辛味だけを楽しむのであれば、最初から鍋に入れておくと良いでしょう。

しょうがの場合、薬味として使うことが多いため、キッチンに常備しておきたいものの、残さず使い切るのはかなり大変です。

冷蔵庫なら日持ちしますが、時には自家製のガリを作ってみるのも良いでしょう。
減塩と食中毒予防にお勧めです。

自家製のガリは、意外に簡単に作ることができます。
皮をむいて薄く切ったしょうがをサッと熱湯にくぐらせ、熱いうちに酢と砂糖と塩で作った甘酢に漬ければ、着色料なしの美味しいガリの出来上がりです。

酢には食欲増進、疲労回復のほか、血圧の安定や老化防止の働きがあるといわれており、漬けた甘酢も調味料として使うと良いでしょう。

普段は、薬味として使うしょうがをしっかり摂るために、お勧めなのが「ガリキュウ巻き」です。

読んで字のごとく、キュウリと甘酢漬けのしょうがを芯に巻いたノリ巻きですが、さっぱりとした味わいは、お疲れの胃に合います。

ビタミン豊富なシソの葉をきざんで混ぜれば、不足気味の栄養素も補うことができます。

しょうがの選び方

しょうがには一年中出回っているヒネショウガ(根ショウガ)、甘酢に漬けて美味しい新ショウガ、焼き魚などのつけ合わせ使う葉ショウガの三種類があります。

ヒネショウガは、表面が固くしまっているものを、新ショウガは肌が白く茎のつけ根が赤いものを選びましょう。

保存の際は、おろしてラップに包み冷凍するのも一方です。

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