長ネギの効果

長ネギの独特的な臭気は、玉ネギやニンニクと同じ硫化アリルという成分が含まれているからで、この硫化アリルには、ビタミンB1の吸収率を高めるという、すばらしい効能があります。

他の栄養素としては、ビタミンA(カロチン)やビタミンCを含んでいることが上げられます。
ただしビタミンA(カロチン)は、長ネギの青い部分に多くありますので、白いところばかり食べていると、ビタミンAの効果は期待できません。

長ネギの薬効はいろいろありますが、民間療法として最も良く知られているのは、風邪薬としての効能です。
昔は、風邪をひいたらネギ湯を飲めといわれたほどで、風邪の妙薬として用いられていました。

長ネギが風邪に効く理由は、体を温める効果があるからです。
白い部分を細かく刻んで、みそ少々と、生姜をすりおろしたものを少量まぜて、熱湯で溶いて飲みます。
体が芯から温まると同時に発汗が促されて、熱も下がります。

わざわざネギ湯にしなくても、ネギをたっぷり入れたみそ汁を飲むだけでも、体が温まり、少々の風邪なら治ってしまうほどです。

また、風邪でのどが痛むときは、長ネギを縦割りにして、火にあぶり、やわらかくなったものをのどに当てて湿布をします。
軽いのどの痛みやせきならば、これだけで止まります。

風邪で鼻づまりをおこすと、イライラして仕事の能率も落ちますし、寝苦しくて安眠できないときも、ネギの白い部分を縦割りにしたものをフライパンなどでサッとあぶって、鼻のつけねや小鼻の部分に当てておくと、あの独特な臭気が効いて、鼻が通ってきます。



ちょっと意外な効能としては、長ネギを常食すると、肩こりに効果があると思われることです。
これは、ネギに含まれる硫化アリルがビタミンB1の吸収効率をよくするため、エネルギーの代謝が活発になり筋肉のこりをほぐすと考えられます。

また、セレンという微量物質が含まれていますが、これには体内の過酸化脂肪を抑える働きがありますので、老化防止やお肌の美容、しみ対策などにも効果が期待できます。

ネギは体を温めますので、常食すると、体質が改善されます。

胃弱の人もネギを食べることで食欲が増進し、胃腸の働きが活発になります。

また、長ネギには、玉ネギと同様、神経を鎮める作用があるので、刻んで枕元に置いて寝れば、安眠効果が期待できます。

外用としては、しもやけの患部に長ネギの煎じ汁を塗りこむという方法があります。

また冬の寒いよるには、お風呂にネギの煎じ汁と塩を少々加えて薬湯にして入ると、体が温まり、湯冷めしにくいものです。
神経痛やリュウマチの人にお勧めできる薬湯です。



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